つれづれなるままに。ごくありふれた日常ですが、気の向くままにつづっていこうと思います。


by aoi_oi
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プーシキン美術館展

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先日、中之島にある国立国際美術館にて開催されている
プーシキン美術館展
に行ってきました。お正月の新聞で
見た覚えがあって、なんとなく記憶の片隅に残っていたのですが、
ふと思い出して「やっぱり行ってみたいな~」と。
この展覧会は"フランス近代絵画の世界的コレクションとして
名高い"とのことで、モネやルノワール、ゴーギャン、ピカソ、
マティスなど有名どころの絵も多く「あ、見たことある」程度の
知識でも充分楽しむことができてとても良かったです。


19世紀末から第一次世界大戦までの間、シチューキンとモロゾフという二人の
ロシア人実業家が集めたコレクションなのですが、その選択眼にはそれぞれ特徴が
あったとのことです。シチューキンは自らの感性の好みを重視し、表現性の強い
前衛的な作品を多く集めたそうです。一方モロゾフは画商の意見をよく聞き、
当時から評価に値していた名作・秀作を体系的にそろえることが多かったそうです。
会場で自由配布されていた出品リストがあるのですが、これにはどれが
シチューキン所蔵かモロゾフ所蔵かということがちゃんと記入されているので
比べて見る楽しさもありました。

そしてやっぱり絵画一つ一つの迫力!やっぱり実物はすごいなぁと思いました。
今まで確実にどこかで見たことがある絵なのですが、実物を見るとその筆運びの
流れや強弱、色と色の境目や遠近法その他の構図、色彩の表現に驚かされました。
それは時に精緻だったり、大胆だったり。画家ごとの筆の置き方の強弱も見てとれる
ような、そんな臨場感を(勝手に)感じたりしてとても充実して見ていました。
何回か心の中でため息つきましたよ。「おお~…」って(笑)。
パンフレットも買ったのですが、やはり印刷物と実物は違うなーという感想です。
でも忘れないために買ったので、これはこれでいいです。解説も丁寧だし、
気がむいた時いつでも眺められるのでとてもいい買い物だったと思います。

絵の並び順もよく考えられているようで、印象主義からはじまってだんだんとそれを
応用したり崩していく画風を追って見ることができるしくみになっていたようです。
なんかあれです。パソコンで写真を取り込んで加工していくみたいだなぁ、なんて思ったりしました。

作家別に感じたのは「マティスの絵はよく見ると子供が書いた絵みたいになのに
ものすごい求心力があるなぁ」とか、「ゴッホの筆遣いの力強さはすごい」とか、
「モネの白い睡蓮は実物はあまり緻密な感じがしない(失礼(^^;)」とか。
好きな画家もできました。カリエールという画家で、2作品見ることができた
のですが、見ていてなんだか胸に迫ってくるような感覚に陥ったのでした。

見に行って良かったです。ただ、お昼あとから行ったので閉館時間ぎりぎりまで
かかり、最後の版画は早足でしか見れなかったのが残念でした。それでもミュージアム
ショップはしっかりチェック(笑)。財布のひもがゆるんで大変(^^;。
結局、パンフレットの他におみやげとしてミニファイルと一筆箋を買って帰りました。
週末だったこともあって、人出も多かったのですがとても良かったです。
来月4月2日までとのこと。これからさらに混雑するんでしょうか。でもほんと良かった!
とても充実した時間を過ごすことのできた週末だったのでした。
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by aoi_oi | 2006-03-25 17:03 | ・日記